合格実績を、ねつ造する塾【代表北村の教育ちょこっとコラム】

世の中で嫌いなもの。渋滞・ゴ■ブリ・パクチー…色々ありますが、一番嫌いなのが『嘘』。私たち塾業界の人間が、最も大切にしているものの一つに、「合格実績」があります。入試までの長い間、子どもたちと苦楽を一緒にしながら、生み出される汗と涙の結晶。それが合格実績です。この数字は、毎年増加させることに意義があります。だから、多くの塾は「教室数を増やして数字を稼ぐ」のですが、特進館学院は「1教室のみの実績」で、他塾と競い合って いるのはご存知の通りです。
ところが、この合格実績を何の罪悪感もなく、ねつ造・水増しする塾が、この地域にいくつもあるという実態を最近知って、やり場のない怒りに襲われています。そういう塾は、当然ながら合格者名の塾内掲示など行いません。その嘘を暴こうとしても、「個人情報保護のため…」などという都合の良い言い訳で、逃げられてしまいます。
でも、そのような塾の愚かな嘘を信じて、我が子を託してしまう親もいます。私たちがコツコツと一人ひとりのために地道に重ねていった努力も、こんな塾長たちに台無しにされてしまうようで、本当に悔しいです。みなさんにお願いです。アヤシイ塾を見かけたら、塾内の掲示があるかを探してみてください!

今となっては残念な話…【代表北村の教育ちょこっとコラム】

今から、十数年前の話。私が、特進館学院以前の開成教育セミナーという塾を経営していた頃に、「高校入試解答速報」や「天気予報」などの番組を提供しており、そのテレビ局の部長が、あるお願いに来られました。「売れない関西の若手グループをつかって、塾のバラエティー番組を作りたい」とのことで、私の塾にメインスポンサーになってほしいという内容。番組提供料は30万円で、決して高額ではなかったのですが、あまり気乗りせずに断った結果、その企画は消滅。ところが先日、テレビを観ていると何とそのグループが出ているではないですか!!
グループ名は、あの『関ジャニ∞』。今はもう、その100倍出しても来てくれないそうです…。
もう一つ。昔あるテレビに出演した時、その番組の「菅生新」という司会者に気に入られて、電話やメールで交流。途絶えて数年後に、その人とFacebookでつながり、その後、「息子が芸能界に入るので応援してほしい」とお願いされました。正直面倒に思い、何もせずそのまま放置。それから約3年後、その息子をテレビCMで発見。今を時めく『菅田将暉』です!
芸能人は、自分が売れない頃に助けてくれた人には一生恩義を尽くすと言い、その人には生涯その頃の金額でお仕事してくれるそうです。「悔しい~」。今となっては後の祭りの、とっても残念な話です…。

卒業おめでとう!そして…【代表北村の教育ちょこっとコラム】

次の目標に向かって、明日から一緒に頑張る人。もうお別れの人。1年後くらいに、成績がボロボロになって助けを求めてくる人。それぞれですが。まずは、卒業おめでとうございます。ところで、みなさんが将来親になって我が子から、「お母さん、何で勉強せんといかんの?」と聞かれたとき、的確な「答え」を伝えることができますか?
それは、『なりたい自分の選択肢を広げるため』です。たとえば、回転すし屋さんがどうして人気があるのか? それは、多くの中から「選べる」からです。もし回転すしが、全部バッテラだったら絶対イヤですよね? 何十種類もネタがあって、タッチパネルで選べるから楽しい。
みなさんが将来、職業を選ぶとき、選択肢が1つしかなかったら悲しいと思います。だから、一生懸命勉強をして、「自分の選択肢を広げる」のです。糸もロープもワイヤーも、一度切ってしまったらおしまいです。勉強は、たとえそれが細い糸でもつながっていれば、また少しずつ太くしていくことができます。だから決して切らないで、つないでください。
そうすれば、将来なりたい自分の選択肢をどんどんと広げることができます。自分の未来が、バッテラだけの悲しいすし屋さんにならないよう、気を抜かずに今日からもしっかりがんばりましょう!

「やっと終わった」は失敗の始まり【代表北村の教育ちょこっとコラム】

今年も昨年とほぼ同数の生徒が高校受験を終えて新高1生となりますが、高校受験は人生のゴールではなく、あくまで中間目標に過ぎません。3年後に控える大学受験には、「高い競争率」・「難解な問題」・「膨大な科目数」などのハードルが多々あって、それ以上に厳しいのが、名だたる〝中高一貫校生〟とのし烈な競争です。
たとえば、東京大学の合格者数高校別ランキングを見ると、上位20校のほとんどを中高一貫校に独占され、公立高校はわずか1割。これは、単にレベルの差ではなくカリキュラムの違いによるものです。上位の中高一貫校では、高2の2学期までに全高校内容の学習を終え、残りの1年半で入試対策演習を行います。つまり、公立の「2倍速」で学習して、後半は「予備校化する」というしくみ。大学受験に強いのもうなずけます。とりわけ国立大を目指す生徒は、高1生の段階で、センター英数は80%以上の点数を取ることができると言われています。
だから、彼らに勝利するためには〝高1から受験勉強する〟しか方法はないのです。
高校の合格発表で、「やっと終わった。少し休もう」とついつい呟いてしまう。これが、大学受験の「失敗の始まり」となります。合格おめでとう→「さあ、いよいよ本番だ!」と思える意識こそが、次の成功に向けての最大のポイントです。みなさん、一緒にがんばりましょう!

特進館学院の目指す教育とは【代表北村の教育ちょこっとコラム】

かつて一世を風靡し、塾業界初の株式上場を果たした某塾には、「白以外のワイシャツ着用はクビ…」という厳しい規定がありました。かつて日本中を凌駕する勢いで急成長した某居酒屋チェーンは、「シャツの第一ボタンを開けること」が禁止だったそうです。身なりをきちんとすることは大切ですが、どちらの企業もほどなくして大きな経営危機を迎える結果となります。
ルールを定めて守ることは重要ですが、社員の個性を抑圧して、社長への従属を強いるような会社に、決して未来はありません。
塾や家庭に置き換えると、子どもたちに厳格な規則を強いて、何かにつけて「ノー」を突き付ける大人たちではないでしょうか。「〇〇はダメ」、「〇〇は禁止」など…。
はたしてそれって本当に「教育」と言えるでしょうか?「痛い思い」をさせて、初めてわかることもたくさんあるはずです。それが、大人になってからだと取り返しのつかないことになる場合もあります。
私たちは、子どもたちに過剰なルールを強要したリ、禁止教育で縛ったりするのではなく、一人ひとりの個性を重視し、成功体験だけではなく、時には失敗も経験させる教育が必要であると考えています。

お前はもう生まれ変わっている!【代表北村の教育ちょこっとコラム】

ご存知のように、人のからだは「細胞」という小さなふくろが集まってできています。その数はなんと約60兆個で、一つひとつの細胞が呼吸をしながらエネルギーを生み、からだに必要な物質を作り出すなどの活動を行っています。
人体は、1日で約1兆個もの細胞を入れ替えるといいます。不要になった細胞は死んで、近辺の元気な細胞を細胞分裂させて増やし、古い細胞と交代して成長する…これが「新陳代謝」です。人が生きるということは、もの凄いスピードで体のなかの古い細胞を捨て去り、それ以上のスピードで新しい細胞を作り出しては置き換えて、常に新鮮な細胞で体を保っていくこと。そのサイクルが日々休まずスムーズに行われることこそが、「健康」に繋がるのです。
一説には、皮膚は28日、胃腸は40日、血液は127日、骨は200日。肝臓・腎臓は200日。脳も一部を除いては、2・3か月~1年で入れ替わる、とされています。
「これ以上暗記できない」とか「もう体力の限界」などと言う人がいますが、人のからだは日々生まれ変わっています。今の自分は、1年前とはゼンゼン違う新しい自分なのです。だから何でもできます。挫折禁止。あきらめずにポジティブにいきましょう!

卒業おめでとう!そして・・・

次の目標に向かって、明日から一緒に頑張る人。もうお別れの人。1年後くらいに、成績がボロボロになって助けを求めてくる人。それぞれですが。まずは、卒業おめでとうございます。みなさんが将来親になって、我が子から、「お母さん、何で勉強せんといかんの?」と聞かれたとき、的確な「答え」を伝えることができますか?
それは、『なりたい自分の選択肢を広げるため』です。たとえば、回転すし屋さんがどうして人気があるのか? それは、多くの中から「選べる」からです。もし回転すしが、全部バッテラだったら絶対イヤですよね? 何十種類もネタがあって、タッチパネルで選べるから楽しい。
みなさんが将来、職業を選ぶとき、選択肢が1つしかなかったら悲しいと思います。だから、一生懸命勉強をして、「自分の選択肢を広げる」のです。糸もロープもワイヤーも、一度切ってしまったらおしまいです。勉強は、たとえそれが細い糸でもつながっていれば、また少しず太くしていくことができます。だから決して切らないで、つないでください。
そうすれば、将来なりたい自分の選択肢をどんどんと広げることができます。自分の未来が、バッテラだけのすし屋さんにならないよう、気を抜かずに今日からもしっかりがんばりましょう!

見た目に支配されるな!【代表北村の教育ちょこっとコラム】

人間は得てして、物ごとの見た目に惑わされやすいもの。安物の食器でも、たいそうな桐箱に入っていると高価に感じますし、弱い人が、いかつい恰好をしていると強く見えてしまう…。
20代の頃、当時勤めていた進学塾の生徒にある実験を行ったことがあります。40人の生徒を、学力レベルがまったく同じになるよう20名ずつに分けて別々の部屋に入れて、テストを実施しました。片方の部屋(X)の生徒には、「このテストは滅茶苦茶難しい。東大生でもできないかも…」。もう一方の部屋(Y)には、「これは、超簡単な基本問題です。小学生でも解けるゾ!」。といった話をして、双方にまったく違う先入観を擦り込んでから解かせました。もちろん、どちらも同じ問題です。
結果は何と、Xの平均点が約50点、Yの平均点が約70点。同じ学力で同じ問題なのに、2つの部屋で20点以上の大きな平均点差が開いてしまいました。まさしく、見た目に惑わされてしまった上の、失敗と成功です。
テストの最中は、誰しも少なからず緊張します。だから、テストが終わった後で、「この問題、解けたのに…」などと後悔する経験はよくあること。見た目に支配をされない自分を鍛えることこそが、勝利への近道なのかもしれません。

お前はもう生まれ変わっている!

ご存知のように、人のからだは「細胞」という小さなふくろが集まってできています。その数はなんと約60兆個で、一つひとつの細胞が呼吸をしながらエネルギーを生み、からだに必要な物質を作り出すなどの活動を行っています。
 人体は、1日で約1兆個もの細胞を入れ替えるといいます。不要になった細胞は死んで、近辺の元気な細胞を細胞分裂させて増やし、古い細胞と交代して成長する…これが「新陳代謝」です。人が生きるということは、もの凄いスピードで体のなかの古い細胞を捨て去り、それ以上のスピードで新しい細胞を作り出しては置き換えて、常に新鮮な細胞で体を保っていくこと。そのサイクルが日々休まずスムーズに行われることこそが、「健康」に繋がるのです。
一説には、皮膚は28日、胃腸は40日、血液は127日、骨は200日。肝臓・腎臓は200日。脳も一部を除いては、2・3か月~1年で入れ替わる、とされています。
「これ以上暗記できない」とか「もう体力の限界」などと言う人がいますが、人のからだは日々生まれ変わっています。今の自分は、1年前とはゼンゼン違う新しい自分なのです。だから何でもできます。挫折禁止。あきらめずにポジティブにいきましょう!

離れて見ると、寛容になれる【代表北村の教育ちょこっとコラム】

年に数回、会議や講演などで東京に出張します。関西から東京方面へ出張するビジネスマンは、一般的に「新幹線派」と「飛行機派」とに分かれるのですが、私は訳あってほとんどの場合、飛行機で出かけることにしています。 新幹線は地上から、景色を近くで見ます。だから、外の様子はどんどん流れて一部しか見えません。ところが飛行機は空から、景色を離れて見ます。すると、「斜め45度」の角度で、全体を見渡すことができます。〝It’s a small Japan!!〟「日本って、小っちゃいなぁ~」…みたいな感じです。 人や物事を近くで見ると、どうしても「欠点」が先行して目につき、心がしんどくなります。でも、少し距離を置いて眺めると、「寛容」になれて、心にゆとりが生まれます。ゆとりができるとそこから新たな「発想」や「創意工夫」も生まれます。 もし、目の前の家族や友人・事柄について腹を立てたり、悩んだりしたときは、まずは、距離を置いて深呼吸。そして再度広い視野で見つめなおしてみましょう。そうすると、さっきまでのモヤモヤがスーと消えて、「許せる自分」がそこにいる…かもしれません。みなさんも、一度試してみませんか?