ある小児科の先生が作った、親から子への「声かけ変換表」をご紹介します。
①いいかげんにしろ!⇒あと何分で終わる?
②ちょっと待って!⇒あと○分待って
③うるさい!⇒声を「これくらい」にして
④走るな!⇒歩こうね
⑤危ない!⇒止まってね
⑥早くしなさい!⇒○分で終わればスゴイ
⑦早くお風呂を出なさい!⇒夕飯は唐揚げだよ
⑧だから言ったでしょ!⇒どうすればよかった?
⑨何度言ったら分かる!⇒どうしたら良い?
⑩拾って!⇒逃げちゃった~
⑪あ~あ、もう!⇒拭けば大丈夫だよ(対処法を)
⑫いつになったらやるの?⇒何時からやる予定?
⑬もう帰るよ!⇒あと10秒待ってるね
⑭やめなさい!⇒やめられたね
⑮痛くないよ⇒痛かったよね(共感する)
⑯そんなこと言うな!⇒イヤなんだね
⑰もう知らない!⇒どうすればいいか教えて
⑱迷惑だからやめろ!⇒(迷惑の具体的な理由で諭す)
⑲コラぁ!(爆発)⇒(事前に)今、堪忍袋2つ目だぞ!(コミカルに)
⑳何やってるの!⇒大物だね~!
コロナや水害など。相変わらず暗いニュースが多い中で、家の中が明るくなるような、温かい言葉ですよね。
私も人の親として、参考にしていきたいと思います。
新型コロナの影響で、子どもたちの学習環境が激変しました。休校中に何もしなかった生徒と、自らしっかり計画を立てて、毎日コツコツと学習に取り組んだ生徒。先日、高1の塾生との会話で、「先生、この3か月で1年間の学校内容が全部終わりました。」みたいなやり取りがあり、映像授業のメリットを感じたのですが、塾に来ていない生徒の休校中の学習は、「永遠のゼロ」。毎日が「スマホに明け暮れる」のご様子だそうです。
感染の危機が終息を迎えた後に訪れるもの。それは教育のアンバランス化から生まれる極端な〝学力の二極化〟で、「新しい生活様式」の中で、このような学力格差は、確実に拡がっていくと、私たちは考えています。高校生が、近々迎える大学受験は大きく荒れて、現役合格できない生徒が大幅に増加。小・中学生も数年後に同様の事態を迎えます。さらに、20年~30年後。社会人になってからも、その後遺症で社会的ステータスの格差も大きく拡がってしまいます。
「いま、何をすべきか。どうあるべきか?」。その道を見誤ると、一生取り返しのつかない、最低最悪の事態を招きかねません。だから私たちは、そんな子どもたちのために立ち上がります。彼らの「夢と希望」を、絶対に失わせたくないから…。
当学院では、4月7日の緊急事態宣言に基づく分散通塾と一部オンライン指導を実施。さらにその後の県知事からの学習塾休業要請を受けて14日からは教室を閉鎖し、全面オンライン授業体制を進めてまいりました。開始前は、ご家庭のネット環境の整備状況が不安材料でしたが、大きな障害もなくスタートでき、感謝いたしております。
この通信が発行される頃、どのような感染状況になっているかは不明ですが、少なくとも完全終息に至る状態ではないと思われますので、子どもたちの安全確保のために、今しばらくこのスタイルを続ける見込みです。
この間、人生初のリモート指導を行って感じたのは、「オンライン授業は技術面やカッコよさでなく〝温かさ〟と〝面倒見の良さ〟が最も大切な要素である」ということ。私たちは、見た目や技術力のみにこだわった浅薄なオンライン授業を行わず、教室での対面授業と何ら変わらない、「子どもたちに寄り添う、双方向の温かい授業」を粛々と実行したいと強く心に誓っています。双方向の質問対応はもちろん、Classroomによる課題の電子配布や採点・提出なども順次活用していただきます。オンラインGAIBEN(自習室)へのご参加もお待ちしています。
まだまだ未知数な部分も多く、戸惑われるシーンも多々あろうかと存じますが、ご家庭と一緒に築き上げたいと思いますので、引き続きご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
国会審議のニュースなどをみていると、官僚や政治家などの稚拙な答弁に、「何でそんなアホなこと言うの?」とか、「そんな単純なことがどうしてわからんの?」などと、思わず突っ込みを入れたくなるシーンが多々あります。どのセンセイ方も、名だたる名門中高を経てT京大学などを卒業した、極めて偏差値の高い「超エリート」たち。なのに、ご存知の通りの体たらく。これは、彼らの「失敗経験の不足」に起因するものと思います。順調に人生の頂点を歩み続け、成功体験を重ねるだけでは決して「人間力」は育まれません。
話は変わりますが、今春の高校受験では約90名の中3在籍生の内、2名を第1志望校に合格させてあげることができませんでした。悲しい事実で、私たちが大いに反省すべき経験ですが、彼らには今回の受験で、結果的に「失敗」という貴重な財産を誰よりも早く得ることができたのだと、ポジティブに捉えて再発進してくれたらうれしいです。
私個人のこれまでの人生は、「人生谷あり谷あり」で、エリート街道などとは程遠く、「失敗&大失敗」の連続。でも、「失敗は成功の母」とも言いますし、これからも、数多の失敗を経験しながら、もっともっと、人に優しくなれる〝人間力〟を鍛えていければいいなぁ…と前向きに考えています。(^^;
「モンスターペアレント」という言葉が世の中に出て久しいが、恥ずかしながら私たちも、保護者の方からお叱りの言葉を頂戴することが年に数件。もちろん、モンスターではなく、冷静かつ丁重に、こちら側の言い分も聞いていただける姿勢で話されるのだが、正直そのご指摘内容には、かなり手厳しいケースもある。
誰しもクレームを受けるのは辛いもの。しかし、そのクレームには私たちの気付かない貴重なアドバイスが含まれていることが多い。クレームが、受ける側より出す側に大きなエネルギーが必要であることも事実である。たとえばレストランに行って、料理がまずい・店員が態度横柄・異物混入…などで嫌な思いをした時、その場でクレームを言う人間は日本ではわずか2割程度だという。つまり、8割の人は何も言わずに「もう二度とその店に行かない」という行動に出る。でもこれでは、その店のサービスは永久に改善されない。
保護者の方からお叱りの言葉を頂戴した時に、私たちは最後に必ず「ありがとうございました」をお返しすることにしている。「勇気を出して叱って頂いたおかげで、私たちはさらに成長できる」ことへの感謝の証として。そして、その人たちとの絆はさらに深まる。だからこそ、『クレームは貴重な宝物』なのである。
特進館学院は、人間力を育てる進学塾でありたいと考えています。物事を冷静に分析し、正しく判断する「意思決定能力」。円滑にコミュニケーションを行い、人を動かす「コンピテンシー能力」。そして、自分の考えを明確に伝える「プレゼンテーション能力」。さらに未来を先読みして行動する「段取り能力」。加えて、「語学力とITスキル」です。
昨今、『プログラミング』という言葉が脚光を浴びています。プログラミングというと、「パソコンなどを使って、ロボットなどを動かすこと」などという風に捉えがちですが、それはあくまで狭い意味で、本来の意味は、「ゴールに到達するまでの道筋を一つひとつ予測しながら、計画的に道を歩むこと」であるということを、先日、尾木直樹氏の講演会で学びました。つまり、人間力のひとつである「段取りする力」こそが、プログラミングそのものなのです。たとえば、明日が予定のない休日だとします。愚かな人は、何の計画も立てずに夜ふかしの挙句、昼過ぎまで寝て、せっかくの休日を台無しにします。できる人は、「明日は久々の休みだから○時に起きて家事を済ませ、○○に行って○○を買い、○○さんと会って○時に帰り…」という風に、一日を最大限に活かすための計画をプログラミングして行動します。その後の両者の、充実度の違いは歴然ですよね。
保護者のみなさんが、スマホなどで塾探しを行うのによく使われる「塾検索サイト」で、最大手と言われる『塾ナビ』をご存知の方は多いと思います。その中の気になるコンテンツに、『塾・学習塾ランキング』があります。これは、保護者の評判・口コミを5点満点の☆の数で評価するというものです。
「三田市・総合」で調べてみると、堂々1位から10位までに市内の名だたる塾がランクイン。口コミの☆の数は、1位の「3.66」から「3.22」まで。グルメサイト「食べログ」の☆に置き換えても、なかなかの高評価です。
さて、特進館学院は何位かな? でも、何度探しても出てきません。20位にも30位にも存在せず、まったくの「圏外」。泣きそうになり、「塾名検索」でやっと出てきた特進館学院。その☆の数は、県下でも稀なレベルの〝4.50〟。思わず、「なんでやねん!」と怒りの声。
後で調べると、「塾ナビにお金を払っていない塾は、ランキングには載らない」とのこと…。何と理不尽な。こんな商法に騙される方がおられると思うと悲しくなります。特進館学院は、お預かりした学費をこんな輩に費やすつもりはありませんのでご安心ください!
子どもの頃、部屋の掃除をしていたら、たまたま1年前に書いた作文が出てきて、ついつい読んでみると唖然!! 文字はへたくそ、文章は支離滅裂で、恥ずかしくて一人で顔を真っ赤に。
そのような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか? 大人になっても同様で、数年前に作成した企画書を見つけて思わず赤面し、叫びそうになるなんてことも…。
私は、そんな経験を味わうたび、「自分が成長したという証だ」と、ポジティブに考えるようにしています。人間は〝成長する生き物〟です。たとえ何歳になっても。だから、過去に自分が作り出したものを見て、恥ずかしいと感じなくなったとき、自分の成長は止まってしまったということになると思います。
人生を長く歩んでいると、思い出したくないくらい恥ずかしい経験をすることは多々あります。でも、それをイヤな思い出と決めつけてしまわすに、「自分の成長の証」と、前向きに受け止めるのもひとつの考え方ではないでしょうか? 数々の失敗経験も同様です。
その考え、ちょっと楽観的すぎるのでは…と笑われるかもしれません。これが私の生き方ですので、どうか温かい心でご理解くださいませ…(笑)。
定期テストでは、直前までの授業内容が出題範囲。だから、好成績を収めるには普段の
授業が大切です。今日から「ウマイ授業の受け方」を身につけてしまえば一夜漬けなんか
しなくても、結果はついてくるはず。実際みなさんが学校の授業中に行っていることは、大きく分けて、次の5つになります。
①先生の話を聞く/②板書をノートする/③問題を解く/④実験・実技・工作など/⑤配付物をもらう
どれが多くなるかは、教科によって違います。数学は、③中心で①と②。理科のメインは、①②でたまに④。実技系は、おもに④で①②は少なめ。でも、定期テストで全教科を通して大切なのは①と②です。あわせて、⑤の配付物の扱いも結構ポイントになります。だから、ふせん・マーカー・クリアファイルなどを活用して、「情報収集」行うことが成功のカギ!
授業で、自分は何をしようとし、また、先生は何をさせようとしているかを考えてみる。
それはおもに2つです。 ①学習内容の理解/②定期テストの情報収集
①だけを意識するのではなく、情報を集めてみましょう。授業の受け方を少し工夫するだけで、役立つコトがたくさんあるはず。そこをぜひ意識してみてください。みなさんの成功を祈ります!
新聞の購読率が年々減少しているという事実は、みなさんご承知のことと思います。日本新聞協会の調査データによると、2018年10月時点の新聞(一般紙)発行部数は、3682万3021部(購読率65%)で、2008年の4656万3681部(同89%)から大幅減少。購読率は10年で24%もダウンしました。とりわけ小中学生を抱える30代~40代の若い世帯の購読率はわずか35%程度と言われています。新聞を読まない理由は、「ネットで読む」、「テレビを観る」、「お金がかかる」の順で多く、「新聞を読む習慣がない」という理由もあったそうです。
ところが先日、授業時にいくつかのクラスで質問をすると、8割以上が購読していることが判明し、「さすが、塾生の保護者は意識が高い」とひと安心。でも、まだ2割未満が未購読なのは少々残念です。残りのみなさんも、家族で紙の新聞を購読しましょう!
私は、毎日新聞〔「毎日新聞」ではありません(笑)〕を読む時間は5分程度。新聞をバッと拡げて、瞬時に必要な記事を選び、そこだけにビームを当てて読む…といった感じです。ネットニュースと比べて、抜本的な情報の頭への入り方が異なりますし、同じニュースでも、新聞の方が脳への刺激や充実感が大きいような気がします。まあ、気のせいかもしれませんが…。