人間は得てして、物ごとの見た目に惑わされやすいもの。安物の食器でも、たいそうな桐箱に入っていると高価に感じますし、弱い人が、いかつい恰好をしていると強く見えてしまう…。
20代の頃、当時勤めていた進学塾の生徒にある実験を行ったことがあります。40人の生徒を、学力レベルがまったく同じになるよう20名ずつに分けて別々の部屋に入れて、テストを実施しました。片方の部屋(X)の生徒には、「このテストは滅茶苦茶難しい。東大生でもできないかも…」。もう一方の部屋(Y)には、「これは、超簡単な基本問題です。小学生でも解けるゾ!」。といった話をして、双方にまったく違う先入観を擦り込んでから解かせました。もちろん、どちらも同じ問題です。
結果は何と、Xの平均点が約50点、Yの平均点が約70点。同じ学力で同じ問題なのに、2つの部屋で20点以上の大きな平均点差が開いてしまいました。まさしく、見た目に惑わされてしまった上の、失敗と成功です。
テストの最中は、誰しも少なからず緊張します。だから、テストが終わった後で、「この問題、解けたのに…」などと後悔する経験はよくあること。見た目に支配をされない自分を鍛えることこそが、勝利への近道なのかもしれません。
【最新折込チラシ】 特進館学院の実力をお見せします-入塾説明会・新教室見学会のお知らせ-
みなさんこんにちは!
特進館学院、最新の折込チラシが出来上がりましたので、ご紹介します!
今回のチラシも見どころ満載!
☆2020年度 新年度 入塾説明会☆
1/19(日)午前11時スタート
ここでしか聞けない”とっておき情報”満載!
◆進学塾の合格実績にダマされるな
◆高校受験で失敗すると50年も後悔する
◆テストで失敗しても「5」が取れる極意
◆小学英語必修化に打ち勝つテクニック
◆実はトップ校には入りやすい
◆募集定員減で苦しむのは?
◆プログラミング教育の正体
◆進路指導のワナにはまるな
上記テーマで入塾説明会を行います!
さらに、説明会終了後には新教室見学会を実施!
☆中3入試突破ゼミ(現中3生対象)開催☆
[毎月3回実施 / 5教科完全対応]
北摂三田・祥雲館合格のワザを伝授!
[若干名受付中]定員になり次第締め切りです!お急ぎください!
詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
特進館学院_2020_01A
合格発表の日
今日は、地元の私立高校、北摂三田高校の合格発表の日です。
結果は、全員合格です。今年は、特待合格の生徒さんが6名でした。受験した生徒さん9名中6名の特待合格は、十分満足できる結果です( ^o^)内容は、1種合格2名、2種合格3名、3種合格1名です。やはり今年の子供達は、立派です。普段できていることは、やはり本番でもできるものなんですね。
うちの子供達のほとんどは、学園の特待合格をもって地元の人気校の北摂三田高校を受験します。彼らは、北摂三田高校で、上位合格を目指す実力を十分持っています。 三田祥雲館校を目指す2名の生徒さんも特待合格なので、ひとまず安心です。十分合格圏内です( ^o^)
さー!!次は、いよいよ公立高校の入試です。最後まで気をぬかず頑張ってもらいましょう。
寒さに震えるこの時期にうれしい桜の開花の知らせに心が温まったそんな素敵な1日でした( ^o^)
特進館通信Vol.87
2019年1月〜2月教室予定
お前はもう生まれ変わっている!
ご存知のように、人のからだは「細胞」という小さなふくろが集まってできています。その数はなんと約60兆個で、一つひとつの細胞が呼吸をしながらエネルギーを生み、からだに必要な物質を作り出すなどの活動を行っています。
人体は、1日で約1兆個もの細胞を入れ替えるといいます。不要になった細胞は死んで、近辺の元気な細胞を細胞分裂させて増やし、古い細胞と交代して成長する…これが「新陳代謝」です。人が生きるということは、もの凄いスピードで体のなかの古い細胞を捨て去り、それ以上のスピードで新しい細胞を作り出しては置き換えて、常に新鮮な細胞で体を保っていくこと。そのサイクルが日々休まずスムーズに行われることこそが、「健康」に繋がるのです。
一説には、皮膚は28日、胃腸は40日、血液は127日、骨は200日。肝臓・腎臓は200日。脳も一部を除いては、2・3か月~1年で入れ替わる、とされています。
「これ以上暗記できない」とか「もう体力の限界」などと言う人がいますが、人のからだは日々生まれ変わっています。今の自分は、1年前とはゼンゼン違う新しい自分なのです。だから何でもできます。挫折禁止。あきらめずにポジティブにいきましょう!
教室の様子
離れて見ると、寛容になれる【代表北村の教育ちょこっとコラム】
年に数回、会議や講演などで東京に出張します。関西から東京方面へ出張するビジネスマンは、一般的に「新幹線派」と「飛行機派」とに分かれるのですが、私は訳あってほとんどの場合、飛行機で出かけることにしています。 新幹線は地上から、景色を近くで見ます。だから、外の様子はどんどん流れて一部しか見えません。ところが飛行機は空から、景色を離れて見ます。すると、「斜め45度」の角度で、全体を見渡すことができます。〝It’s a small Japan!!〟「日本って、小っちゃいなぁ~」…みたいな感じです。 人や物事を近くで見ると、どうしても「欠点」が先行して目につき、心がしんどくなります。でも、少し距離を置いて眺めると、「寛容」になれて、心にゆとりが生まれます。ゆとりができるとそこから新たな「発想」や「創意工夫」も生まれます。 もし、目の前の家族や友人・事柄について腹を立てたり、悩んだりしたときは、まずは、距離を置いて深呼吸。そして再度広い視野で見つめなおしてみましょう。そうすると、さっきまでのモヤモヤがスーと消えて、「許せる自分」がそこにいる…かもしれません。みなさんも、一度試してみませんか?
実は高1がいちばん肝心!【代表北村の教育ちょこっとコラム】
家や塾での勉強時間を尋ねると、平日に「勉強しない」と答えた生徒は25.4%。
「1時間未満」は29.3%、「1~2時間」は27.7%、「2~3時間」は11.9%
となった一方、その生徒たちが中3生の時点で「勉強しない」とした割合は6%、
中1・2時点でも9%台で、「高校進学後に、大幅に学校外の勉強時間が減った」
という結果となっています。
中学時代に特進館で毎日猛勉強して見事志望校に合格したのに、一旦塾を離れて気を抜いた生徒が1~2年後にボロボロの成績になって、「先生、どうか助けてください…」と帰ってくるケースが時々あります。そんな悲劇を生まないためにも、実は「高1がいちばん肝心」という事実を、ぜひ教訓にしてほしいのです。
“略奪”の起こらない国【代表北村の教育ちょこっとコラム】
阪神淡路大震災から23年の歳月が流れ、東日本大震災が発生して早くも7年半が経過しました。また、ご承知のように先日の西日本豪雨では、平穏な町々が極めて甚大な被害に見舞われ、あらためて自然災害の恐ろしさを認識されたのではないでしょうか。 このような大災害では、道路や鉄道などの交通網が麻痺し、電気・ガス・水道などのライフラインが断たれ、緊急自動車のサイレンが鳴り響く極限状態です。そんな中で、私がいつも心に感じることがあります。それは、日本ではほとんど〝略奪〟が起こらないこと。最悪の状況下でもお互いの〝絆〟を深め、秩序をしっかりと保ち、協力して助け合う。決して「自分さえ良ければ」などという行動は生まれません。他国では、必ずと言っていいほど多くの犯罪が発生するのに…。これを、「日本人は温厚だから」などと、一言で片付けてしまうのはよくないと思います。このような秩序と思いやりのある温かい文化こそ、日本古来の〝教育〟によって培われたものであると考えるべきなのです。 〝ものづくり〟が日本の強みと言われてきましたが、これからは〝人づくり〟、つまり〝教育〟こそ、この国を輝かしい発展に導く、最大のキーワードであると、私たちは確信しています。