【高校部】特進館通信vol.102 4月号
クレームは、貴重な宝物
「モンスターペアレント」という言葉が世の中に出て久しいが、恥ずかしながら私たちも、保護者の方からお叱りの言葉を頂戴することが年に数件。もちろん、モンスターではなく、冷静かつ丁重に、こちら側の言い分も聞いていただける姿勢で話されるのだが、正直そのご指摘内容には、かなり手厳しいケースもある。
誰しもクレームを受けるのは辛いもの。しかし、そのクレームには私たちの気付かない貴重なアドバイスが含まれていることが多い。クレームが、受ける側より出す側に大きなエネルギーが必要であることも事実である。たとえばレストランに行って、料理がまずい・店員が態度横柄・異物混入…などで嫌な思いをした時、その場でクレームを言う人間は日本ではわずか2割程度だという。つまり、8割の人は何も言わずに「もう二度とその店に行かない」という行動に出る。でもこれでは、その店のサービスは永久に改善されない。
保護者の方からお叱りの言葉を頂戴した時に、私たちは最後に必ず「ありがとうございました」をお返しすることにしている。「勇気を出して叱って頂いたおかげで、私たちはさらに成長できる」ことへの感謝の証として。そして、その人たちとの絆はさらに深まる。だからこそ、『クレームは貴重な宝物』なのである。
特進館通信vol.101 3月号
【高校部】特進館通信vol.101 3月号
月間スケジュール 2020年2月~2020年5月
”プログラミング”の本当の意味
特進館学院は、人間力を育てる進学塾でありたいと考えています。物事を冷静に分析し、正しく判断する「意思決定能力」。円滑にコミュニケーションを行い、人を動かす「コンピテンシー能力」。そして、自分の考えを明確に伝える「プレゼンテーション能力」。さらに未来を先読みして行動する「段取り能力」。加えて、「語学力とITスキル」です。
昨今、『プログラミング』という言葉が脚光を浴びています。プログラミングというと、「パソコンなどを使って、ロボットなどを動かすこと」などという風に捉えがちですが、それはあくまで狭い意味で、本来の意味は、「ゴールに到達するまでの道筋を一つひとつ予測しながら、計画的に道を歩むこと」であるということを、先日、尾木直樹氏の講演会で学びました。つまり、人間力のひとつである「段取りする力」こそが、プログラミングそのものなのです。たとえば、明日が予定のない休日だとします。愚かな人は、何の計画も立てずに夜ふかしの挙句、昼過ぎまで寝て、せっかくの休日を台無しにします。できる人は、「明日は久々の休みだから○時に起きて家事を済ませ、○○に行って○○を買い、○○さんと会って○時に帰り…」という風に、一日を最大限に活かすための計画をプログラミングして行動します。その後の両者の、充実度の違いは歴然ですよね。
不可解な『塾ナビランキング』
保護者のみなさんが、スマホなどで塾探しを行うのによく使われる「塾検索サイト」で、最大手と言われる『塾ナビ』をご存知の方は多いと思います。その中の気になるコンテンツに、『塾・学習塾ランキング』があります。これは、保護者の評判・口コミを5点満点の☆の数で評価するというものです。
「三田市・総合」で調べてみると、堂々1位から10位までに市内の名だたる塾がランクイン。口コミの☆の数は、1位の「3.66」から「3.22」まで。グルメサイト「食べログ」の☆に置き換えても、なかなかの高評価です。
さて、特進館学院は何位かな? でも、何度探しても出てきません。20位にも30位にも存在せず、まったくの「圏外」。泣きそうになり、「塾名検索」でやっと出てきた特進館学院。その☆の数は、県下でも稀なレベルの〝4.50〟。思わず、「なんでやねん!」と怒りの声。
後で調べると、「塾ナビにお金を払っていない塾は、ランキングには載らない」とのこと…。何と理不尽な。こんな商法に騙される方がおられると思うと悲しくなります。特進館学院は、お預かりした学費をこんな輩に費やすつもりはありませんのでご安心ください!