「名を名乗れ!」と言いたい

世界中の人々に多くの感動を与えてくれた東京2020が閉幕し、東京パラリンピックへとバトンが渡されました。コロナ禍での五輪反対報道や、開会後も多くの騒動がありましたが、結果的には、開催できて大正解だったと、勝手に思っています。^^;

五輪開催中に気になったのが、見事メダルを獲得した選手や結果が振るわなかったなど、アスリートへの心無い誹謗中傷のSMSが飛び交ったこと。個人的なものから国家ぐるみのものまで。それらのSMSによる攻撃のほぼすべてが“匿名”での投稿だったそうです。

自らは匿名で守られながら、相手を一方的に追い詰めるのは、最も醜く卑怯で最低の行為。このような理不尽なSMSで、精神的に追い込まれて、最悪自殺に至るという悲劇も、年間数百件はあるとのこと。これはもう、殺人行為と言っても過言ではないと思います。

百点満点の人間はいません。だから、時には叱咤されることも必要ですが、それが本人のいない場所や匿名で呟かれては何の解決にも繋がりません。せめて「名を名乗れ!」と言いたい。言いたいことがあれば、正々堂々と目の前の相手に向かって伝える。それが、道理だと思います。「褒め口は目の前、叱咤悪口は影で」ではなく、特進館学院は、「叱咤は目の前、褒め口は影で」の姿勢を実践していきたいと考えています。

先生と呼ばれても、謙虚に

世の中にあるたくさんの職業の中で、「先生」と呼ばれて働く職業がいくつかあります。教師・医師・弁護士・政治家・作家など…。僭越ながら、塾のお仕事もその一つです。だから、塾の世界では新人社員も、最初から「先生」と呼ばれながら働くことになります。

今から30数年前、大阪の塾に入社した当時、私はそのことに違和感を抱いていました。なぜなら、街で若い同僚の塾教師同士で「先生」と呼び合っていると、街の人から不思議な視線を浴びる。それがとても嫌でした。

「先生」と呼ばれて、気分を悪くする人はいません。しかし、それで自分が偉くなったみたいな錯覚に陥って、分不相応に人に傲慢に接したリ、人の心を傷つけたりするような言動は絶対に許されません。

「先生」と呼ばれる仕事は、お客さまから頭を下げてもらって、かつお客さまから代金をいただく。自分から頭を下げて「ありがとうございます」と言葉を発する機会もあまりありません。だからこそ、特進館学院で働く私たちは、「先生」と呼ばれながらも、誰よりも「謙虚」でありたいと考えています。保護者のみなさんを、笑顔で元気よく「ありがとうございました!」とお送りする。これが、私たちのポリシーなのです。

2021夏期講習 一斉指導日程表

◆2021夏期講習 一斉指導日程表◆

7月22日から始まります「2021夏期講習」における、一斉指導の日程表が完成しました!

小学4年生から中学3年生が対象になります。

小学6年生から中学3年生については、クラスが複数ございますので、入塾テストを受けていただき、どのクラスで受講いただくかを決定させていただきます。

入塾テストの詳細等、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。夏期日程表