「行列のできる店」のからくり

先日、テレビ・新聞等で大々的に報じられたニュース、「労基法違反の疑い兵庫・三田の人気洋菓子店幹部らが書類送検 月に残業342時間の従業員も!」。

逮捕や書類送検には驚きませんでしたが、その残業時間の凄まじさには驚嘆!数年前の電通社員過労自殺事件を、はるかにしのぐスケールです。私は甘いものが大層苦手なので、このケーキ店を利用することはあまりないのですが、ココは信じられないほど「並ばせて待たせる」という印象があります。炎天下でも極寒でも…。だから大阪出身の人間の気性としては、あまり行きたくないというのが正直な感想。^^;

「行列のできるラーメン店」みたいな特集を、テレビ等でよく目にすることがあります。あくまで個人的な意見ですが、そういう店の店主は大概胡散臭い。顧客本位で本当においしい店は、メディアにダマされた客が大量に押しかけると、店の味が落ちるのを知っているので、基本は取材など受けません。

寒い中で長い時間並んで待たされて、空腹をガマンして、そのあとに食べればどんなにマズ~いラーメンでもおいしく感じてしまう。これが彼らの魂胆です。学習塾も飲食店も同じで、私たちはよいものとよくないものを見分けることのできる「かしこい顧客」であるべきではないか…と考えています。

本番で失敗しない「5つの助言」

入試本番が近くなり、受験生は緊張したムードに。そんなときに役に立つ、受験直前・

本番当日に失敗しないための助言を5つあげてみました。

① 受験にトラブルはつきもの ② 出題傾向が変わったときこそチャンス

③ 自分がわからない問題は他の生徒もわからない ④ 早起きは三文の得

⑤ あせったら負け

①万が一、忘れ物があったり遅刻しそうな場合が出てきたりしたときのために、「自宅・通っている中学校・受験校」の連絡先(住所・電話番号)を一覧表にしておきましょう。

②たとえ出題傾向が変わっていたとしても、あせらないことが肝心。③わからない問題があって当然。そんなときは「自分がわからない問題は、他の生徒もわからない」といった心のゆとりが大切です。

④早起きの原則は早く寝ることですが、朝が苦手という生徒は目覚めと同時に朝日を浴びるのが一番効果的です。

⑤これまでがんばってきたという自信と、これだけは気をつけようという本番に臨むときの心構えを持って。

この時期は日頃から受験を意識し、問題集を解く時にタイマーを使ったり点数をつけたりするなど、時間設定や環境設定を行うことで、ミスは最小限に防げるでしょう。みなさんの健闘を祈っています!