対面とオンライン 真の違いは…

コロナ禍でオンラインが標準となりつつありますが、「対面」と「オンライン」は、はたして同じなのでしょうか? ある学者が、対面会話とオンライン会話との、それぞれの脳波の反応を調べた結果、大きな違いがあることがわかりました。対面では、参加者同士の間に“共感”が生じますが、オンラインではそれが生じない…その原因は、次の2つにあるようです。

①コミュニケーションの基本は「相手の目を見る」ことですが、オンラインでは目線が微妙にずれるので、会話に大きな違和感が生まれる。②通信速度が多少ズレてしまうので、脳波は粗い電子的な紙芝居のようにしか反応せず、相互の信頼関係が生まれにくい…とのことです。

また、「オンライン」と「スマホ」で脳への複合的リスクも高く、「携帯・スマホを長く使う生徒ほど成績が悪い」などのデータもあり、「SMSメッセージのやりとりは、学力低下効果が大きい」、「スマホで調べるのと、紙の辞書で調べるのとでは“記憶の再生力”が違う」などの弊害もあるようです。耳に痛い話ですが、私たち学習塾においては、わかりやすく学習指導を行うのとあわせて、『ITツールとの上手な付き合い方の指導』を強化することも、今後重要な取り組みであると考える今日この頃です。

第2回「三田祥雲館模試」のご案内

実施日:11月27日(日)

集 合:13:30

試験時間:14:00~16:10 検査Ⅰ・Ⅱ

16:20~17:00 数学解説(希望者のみ)

16:10または17:00 生徒解散

受験料:無料

受験対象:中学3年生(塾生および一般外部生)

持ち物:筆記用具・コンパス・定規

特 典:一般外部受験生は、模試帳票による進路相談と体験授業を受けていただけます。

申込方法:ページ右下「入塾面談・教室見学・24時間WEB予約」から上記日時を選択してお申込みいただくか、教室受付に置いております申込書に必要事項をご記入の上ご提出ください。

※成績判断をするため3年生の1学期9科目の通知簿データを記入いただきます。

※申込締切:11月26日(土)

第2回祥雲館模試案内(校門配布用)

マスクで「ブサイク」になる…

テレビなどを観て、こんな経験はありませんか? ニュース番組の新人アナが、なんとも言えず素人臭くて場違い感満載。「こんな地味な子に、番組が務まるの?」と疑問に感じたのに、半年後に気がついたら随分アカ抜けして、番組が板に付いて輝いている。これは、人間が注目を浴びることによって磨かれる『ホーソン効果』という現象です。スタジオでは、まわりからたくさんの視線や光を日々浴びることになりますから、結果的にどんどん美しく磨かれていくというワケ。

マスクが日常になって3年近くになります。近頃は、マスクを付けた自分の顔が気に入っているとか、マスクを取るのが恥ずかしいという理由で、人前ではマスクを外さない人が増えています。となると、その人のマスクの下は視線や光を浴びず、徐々に「劣化」し、「ブサイク」へ変化していきます。そんなことを何年も続けていると、取り返しのつかない「恐ろしい事態」になってしまうかもしれません。まずは、鏡の前で自分の顔をチェックしてみてください。

海外では、ほとんどマスクをしていないのをご存知ですよね? 政府もようやく、「屋外ではマスクを外してください!」と国民に呼びかけるようになりました。自分の顔に誇りを持って、思い切ってマスクをリリースしましょう! 手遅れになってしまう前に…。(^^ゞ