未練タラタラの元塾長

一般の方はあまりご存知でないかと思いますが、ここ1~2年は塾業界でのM&A(企業の合併・買収)が急加速しています。私の親しい友人塾長3~4名も自分の会社を高値で売って、塾経営の第一線から退いていきました。特進館学院を始める前の自分なら、たぶん「うらやま悔しいなぁ~」とフェイスブックでつぶやいていたかもしれません。でも、今はそのようには全然思わず、むしろ、「気の毒な人たちやなぁ~」と苦笑してしまいます。

だって、大好きな塾の仕事も、大好きな社員たちも、大好きな生徒たちも、大好きな仲間の塾長たちも、大好きな取引先の人々も、すべて捨てて、手元に残るのは、無機質な●●億円の札束だけ。売った後も、塾長としてずっと塾に残るならアリですが、塾を売って現場を離れてしまったら、もう社員や生徒と会うことすらできなくなります。

にもかかわらず、自らの意思で塾を売って離れたのに塾の仕事を捨てきれず未練タラタラでいつまでも周囲をうろつく元塾長を私は何人も見ています。ちょっと、みっともないです…。

だから、私はそんな生き方をしたくはありません。だって、この仕事は楽しくてやりがいがあって、この業界とともにこれからもずっと歩んでいきたいから…。

対面とオンライン 真の違いは…

コロナ禍でオンラインが標準となりつつありますが、「対面」と「オンライン」は、はたして同じなのでしょうか? ある学者が、対面会話とオンライン会話との、それぞれの脳波の反応を調べた結果、大きな違いがあることがわかりました。対面では、参加者同士の間に“共感”が生じますが、オンラインではそれが生じない…その原因は、次の2つにあるようです。

①コミュニケーションの基本は「相手の目を見る」ことですが、オンラインでは目線が微妙にずれるので、会話に大きな違和感が生まれる。②通信速度が多少ズレてしまうので、脳波は粗い電子的な紙芝居のようにしか反応せず、相互の信頼関係が生まれにくい…とのことです。

また、「オンライン」と「スマホ」で脳への複合的リスクも高く、「携帯・スマホを長く使う生徒ほど成績が悪い」などのデータもあり、「SMSメッセージのやりとりは、学力低下効果が大きい」、「スマホで調べるのと、紙の辞書で調べるのとでは“記憶の再生力”が違う」などの弊害もあるようです。耳に痛い話ですが、私たち学習塾においては、わかりやすく学習指導を行うのとあわせて、『ITツールとの上手な付き合い方の指導』を強化することも、今後重要な取り組みであると考える今日この頃です。

第2回「三田祥雲館模試」のご案内

実施日:11月27日(日)

集 合:13:30

試験時間:14:00~16:10 検査Ⅰ・Ⅱ

16:20~17:00 数学解説(希望者のみ)

16:10または17:00 生徒解散

受験料:無料

受験対象:中学3年生(塾生および一般外部生)

持ち物:筆記用具・コンパス・定規

特 典:一般外部受験生は、模試帳票による進路相談と体験授業を受けていただけます。

申込方法:ページ右下「入塾面談・教室見学・24時間WEB予約」から上記日時を選択してお申込みいただくか、教室受付に置いております申込書に必要事項をご記入の上ご提出ください。

※成績判断をするため3年生の1学期9科目の通知簿データを記入いただきます。

※申込締切:11月26日(土)

第2回祥雲館模試案内(校門配布用)