かつて、県内に20校舎展開する塾を経営していた頃にはあまり考えていませんでしたが、特進館学院を開校する時、私は「すべての人がストレスを感じない教室づくり」と「大手塾と個人塾の良いとこ取りをする」ことを、重要な開校コンセプトとして考えていました。
塾を長年経営する上で感じていた、生徒の不便解消というテーマ。この教室では、文具を忘れてもすぐに解決、空腹でも食事が調達できるなどの便利さを追求し、100円ショップと大規模スーパーをここへ誘致しました。これは、ここに勤める先生にも同様です。保護者にとっては、送迎時に路上駐車しなくても悠々と待機可能な市内最大規模の駐車場(当時)を設置。待ち時間に、買い物を済ませることができる。こういうことってとても大事なことだと思います。
「良いとこ取り」とは、大手塾の強みの情報力・システム力と、個人塾の良さの面倒見の良さ・(先生の転勤がない)安定性」です。そのため小さな校舎を多数作らず、大規模校舎にこだわりました。コンビニ塾からデパート塾への転換です。どれだけ授業や教材に力を注いでも、生徒・保護者がストレスを抱えていては、充分な学習効果は期待できません。子どもたちには、心身ともにベストな状態で学習してほしい。だから私たち特進館学院では、教室環境のみならず、教室外の環境にもきめ細やかな配慮を施し続けてまいります。