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あたまを雲の上に出し 四方の山を見おろして
かみなりさまを 下にきく 富士は日本一の山
青空高くそびえ立ち からだに雪の着物着て
かすみのすそを 遠くひく 富士は日本一の山
富士山を歌った文部省唱歌。正式名は、「ふじの山(作詞者:巌谷小波/作曲者:不詳)」。日本人なら誰でも知っている歌で、歌詞がすべての美しい情景を表していますよね。
近ごろ、人工知能とかAIとかが、もてはやされるご時世になっていますが、やっぱり日本人の描く、日本の言葉は、ほんとうに美しくて最高であると、私は考えています。
日本がこれからも世界の国々としっかりつながるためのコミュニケーションツールとして、英語(英会話)は言うまでもなく大事ですが、国語(日本語)はその礎として、それ以上に大切なもの。これから世界へ羽ばたく子どもたちには、この美しい日本の言葉をずっとずっと忘れないでいてほしいものです。