ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ戦争など、現在も世界の多くの地域で武力紛争が起きています。そんな中、利益のために敵や味方を問わずに武器を売る人物や組織、これを「死の商人」といいます。彼らは人命の尊さなどまったく無視して、武器を売りさばいて、巨万の富を得ようとする非情な人間です。
話は変わって、私の友人の某有名人が大手コンビニの弁当製造工場へ訪問した時のこと。その会社の社長と話し込んでいたらお昼休みの時間となり、何げに従業員の昼食の様子を眺めると、なぜかみんなが家から持参した「手弁当」を食べています。彼が不思議に思い、「なぜ工場で作った弁当を食べないの?」と社長に聞いたら、驚いたことに即返ってきた言葉が、「あんなもの、食えるかよ!」…だったそうです。世の中には、お客さんを犠牲にして自らの利益を得ようとする悪どい企業がたくさんあり、その一部が事件として大きく報道されることが多々あります。このような「死の商人」的な企業は、結果的に世間の批判を浴びて最後には消えてしまうことは、今までの事例をみても明白です。
利益を追求することはもちろん重要ですが、私たちはこのような犠牲で利益を生み出すような企業なんかには、絶対に成り下がりたくないと、深く心に刻んでいます。