今回は、仕事や人生における「フォロー」と「アシスト」の違い。小田真嘉さんの言葉からの引用です。
仕事も人間関係も人生も、誰かのフォローに追われている人と誰かのためにアシストできる人とでは、成果も充実度も成長度もまったく違います。
そもそもフォローとは、「問題が起きたときの事後対応」。アシストとは、「道を切りひらくための先手の攻め」。フォローに追われてばかりいたら、対応に忙殺されて前向きに考えられなくなり、次第に停滞していく。アシストができるようになるには、必要な関連情報を習得し、方向と目的をハッキリさせて、自分の役目を見出す。相手の長所が発揮される環境と条件を熟知し、どんな時に相手の短所が出てしまうのかを心得る。相手の好みや判断基準を知っておく。
そのうえで、「今、何が起きているのか?」、「相手は、何を望んでいるのか?」、その望みの先にある「本人がまだ気づいていない潜在的な欲求は何か?」、「今、自分は何をするのが最善なのか?」を問いかけながら人と向き合い、前へ進んでいく。
何だか奥が深い感じですが、私たち大人は、子どもたちに対して、常に「フォロー」ではなく、「アシスト」ができるように意識をすべきなのでしょうね。