普段の授業や恒例「やる気UP講座」などで、私がいつも生徒たちに呼びかけているのが、『ポジティブに考えよう』というキャンペーン。子どもたちは、ちょっとしたことですぐに「無理」とか「できない」などという言葉を口にすることが多いので、そういう生徒には、「1回につき100円の罰金をいただきます」と言って、いつも脅迫をしています。(笑)
昔、ある靴メーカーがアフリカの奥地の村に靴を売りに行く時の話。営業マンのネガ夫君が村の様子を見て、「誰も靴を履いていないので、靴は売れない」と挫折して帰国。その後、ポジ太君が再び同じ村に行って大喜び。「この村は誰も靴を履いていないから、靴がバカ売れする!」。案の定、靴は飛ぶように売れたそうです。よくあるネタ話ですが、極寒のアラスカで冷蔵庫(食品を凍らせないため)を売りまくって大儲けをした人の話も有名です。
ちょっとした考え方の違いで、結果が大きく変わる。以前に、「セレンディピティ」のお話をしましたが、プラス発想を持つか否かの違いは、学習面はもちろん、人生そのものを大きく左右すると言っても言い過ぎではないと思います。
だから、私は生徒たちにいつもこう言います。「あかんと言うたらあかん!」と。